2016年11月30日

数年来、クラクラするめまいで困っていた82歳 女性

3-4年前から、時々クラクラするめまいがあり、内科でメリスロンをもらい、日に6錠飲んでいました。

ある夜、クラクラするめまいと嘔吐があり、救急外来を受診しました。MRI検査では異常がなく、点滴を受け帰宅しましたが、その後もめまいは治まらなかったので、耳鼻科を受診、頭位めまい症と言われました。上下を向くとめまいがして、めまいと同時に、首の辺りが重だるくなります。頭痛はありません。その後も内科でメリスロンの処方を受け、内服していましたが、『めまい外来』の看板を見て、大田先生の外来を受診しました。

看護師さん、大田先生から詳しい問診を受け、先生から、『あなたのめまいは、肩こりで困っていたところに、浮遊性のめまいが始まっていますので、頚性めまいが考えやすいです。少量のお薬で治療をしてみましょう』と言われ、粉薬をもらいました。 

粉薬を飲み出して2週間、めまいは少しずつ良くなり、不思議と朝の目覚めが良くなりました。1ヶ月内服した頃には、さらに調子が良くなってきたので、薬を飲むのが楽しみになっていました。先生から、『あなたは、最初に来られたときから魔法をかけられているのですよ、お薬は子供量ですよ』と言われました。でもその子供量でも、ビックリするくらい調子が良くなり、受診して良かったと思っています。大田先生を紹介してもらった、かかりつけの先生に、良くなったことを報告しました。